イチゴと花火と

夏もだんだん終わりに近付いていますが、少し前の隅田川花火大会は、学生時代の友人のマンションにて鑑賞。
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差し入れはもちろんミガキイチゴムスー。
友人宅にお邪魔する時には、大抵ムスーを持っていく。

イチゴのお酒は珍しいし、イチゴを嫌いな人はほとんどいないので大抵男女ともに美味しいと言って喜んでくれる。甘すぎず、強すぎずで飲みやすいし、何より世の中のオシャレトレンドに疎い私でも、これを持っていくだけでオシャレっぽく見える(重要!)

なので、差し入れとして非常に重宝しています。
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前に東京駅のグランスタでムスーを手にレジに並んでいたら、見知らぬ女性の方がムスーと他のフルーツ酒とを見比べながら、「それ美味しいんですか?どっちにしようか迷っていて」と話しかけてくれた。

「イチゴ100%なのはムスーだけだし、甘すぎなくて口当たり良くてすごく美味しいですよ、私は大好きです!」と人見知りの私が精一杯説明したら、
「じゃあこれにします!嬉しい、ありがとう!」とその女性は弾けんばかりの笑顔でムスー2本を手に取ってくれた。

目の前にある物を通して広がっていく小さな幸せは、普段形のないものを扱う私にとってとても新鮮で、嬉しいような、なんとなくくすぐったいような。

そんなふわふわとした気持ちに包まれた、喧騒の東京駅の一コマ。
気の置けない友人とムスー片手に花火を眺めながら、ふとそんなことを思い出していました。  14359052_1088683011201611_854350657163092952_n

この週末は渋谷のヒカリエで試飲会やっているらしいので、明日買いに行こうかな。

ちょうど異動シーズンなので、部署を離れるお世話になった先輩へのプレゼントに。

ベトナムの日常の物語

ベトナムフェスタの翌週は、本物のベトナムへ。 

ベトナムといえば、「ベトナムコーヒー」「フォー」「ベトナム戦争」「元フランス領」「底堅い経済成長」「やたらと単位が大きいベトナムドン」「華やかなアオザイ」「TPPの恩恵」「農業」「バイク」「暑い」・・。

 色々なイメージがあったけれど、特筆すべきはなんてことはない、市場で果物を売っているおばちゃんやシクロ引きのおじちゃんの日常であるような気がする。

 

むわっとした空気の中、クラクションの飛び交うバイクにひかれないように道路の隅っこをてくてくと歩いて、地元の人たちの集まる市場に行ってみる。

Cho Binh Tayマーケットー地元の人たちが集まるホーチミン最大の市場

Cho Binh Tayマーケット―ホーチミン最大の市場

鼻をつく臭い。狭い通路に飛び交う怒号。気怠そうに空を見つめる老人。カメラを向けると恥ずかしがりながらもポーズをとってくれる男の子たち。

人々でごった返すAn Dongマーケットの中

人々でごった返すAn Dongマーケットの中

しっかりとここの人たちの生が根付いている。

「あなたがそこに非日常を感じるのは、そこに彼らの強い日常があるからだ」、とは最近心にストンときた誰かの言葉。

切り立った山間の美しい風景よりも、大通り沿いのブルックリンにあるようなカフェよりも、シンガポールのような夕景よりも、市場の中で路地に迷い込んだ瞬間と、バイクで地元民の合間を駆け抜けた瞬間が、何よりも冒険心を掻き立てる。

様々なものが静かに内在するベトナム。

そこで、ふつうのひとのふつうの日常の物語を、愛おしく思う。 

避暑地ダラットーフランス時代の面影を残す美しい町

ダラットーフランス時代の面影を残す美しい避暑地

道路の3分の1はバイク

道路の3分の1はバイク

シンガポールのような地区も

シンガポールのような地区も

 

も一個不満をあげるとすれば、この国の食べ物は、街中の屋台でもフォーも野菜も美味しいし、マンゴーやスイカなどの南国フルーツもとても美味しいのだけれど市場で芸術的に積み上げられていたイチゴだけは実は苦くて美味しくないことを知っているから、ここに美味しいイチゴが並べば、もっと良いね。

マーケットに並ぶイチゴ

市場のイチゴたち

市場のイチゴたち

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