【ミガキイチゴスペシャル対談】MIGAKI-ICHIGO × 白木夏子さん × 安藤美冬さん【前編】

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【白木夏子 – Shiraki Natsuko】
1981年生まれ。英ロンドン大学卒業後、国際機関、金融業界を経て2009年4月に株式会社HASUNAを設立。
2011年 日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2011キャリアクリエイト部門受賞。
2011年 世界経済フォーラムGlobal Shapersに選出。
2011年 AERA「日本を立て直す100人」に選出。
2012年 APEC(ロシア)日本代表団としてWomen and Economy会議に参加。 2013年 世界経済フォーラム(ダボス会議)に参加。
2014年 Women of the Future Summitに参加。
2014年 内閣府「選択する未来」委員会 委員を務める。
2014年 Forbes誌「未来を創る日本の女性10人」に選出。
主な著書に、『女(じぶん)を磨く 言葉の宝石』(かんき出版)、『自分のために生きる勇気』(ダイヤモンド社)、『世界と、いっしょに輝く』(ナナロク社)がある。
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【安藤美冬 – Ando Mifuyu】
(株)スプリー代表/コラムニスト
1980年生まれ、東京育ち。慶応義塾大学在学中にアムステルダム大学に交換留学を経験。(株)集英社を経て現職。ソーシャルメディアでの発信を駆使し、肩書や専門領域にとらわれずに多種多様な仕事を手がける独自のノマドワーク&ライフスタイル実践者。雑誌『DRESS』の「女の内閣」働き方担当相、TABI LABOエッジランナー(連載)、越後妻有アートトリエンナーレオフィシャルサポーターなどを務めるほか、商品企画、コラム執筆、イベント出演など幅広く活動中。
世界53ヶ国を旅した経験を生かし、海外取材、海外ツアープロデュース、ピースボート水先案内人など海外活動も行う。TBS系列『情熱大陸』、NHK Eテレ『ニッポンのジレンマ』などメディア出演多数。著書に7万部突破の『冒険に出よう』、『20代のうちにやりたいこと手帳』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)、寄稿に『女子が旅に出る理由』(いろは出版)がある。

世代が一緒で、ときに重荷やプレッシャーなども共有できて理解し合える「仲間」

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─まずは、お二人の出逢いから教えて下さい。

安藤さん:はじめて会ったのは2011年のこと。HASUNAの1号店が港区南青山にオープンした際に、お店に行ったのが出逢いです。夏子さんのことは、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2011を受賞された社会起業家として、当時、とても注目していました。それからHASUNAの大ファン。いまもアクセサリーはHASUNAしかつけない!(笑)

白木さん:・・ありがとう!(笑)それから、翌年の2012年3月頃に、はじめて二人でお茶しましたね。懐かしい!

安藤さん:そうそう、共通の趣味である世界中の国や旅の話をして、仲良くなりました。その後、共通の知り合いの方の主催するパーティーなどに一緒に参加するようになって・・今では親友のような存在です。

白木さん:私にとっても、美冬さんは心から大切な存在。美冬さんとはTBSの情熱大陸に出演して世間から一気に注目された時期より少し前に出逢って、とても純粋な方だなあと感動したのを覚えています。
美冬さんは、他の人にはない光るものをお持ちなので、世の中の羨望と嫉妬が一気に押し寄せて、誤解されやすい対象になるのでは・・・と勝手ながら心配していました。とても素直で素敵な女性なので、そんな彼女のことを、多くの方にちゃんと理解してもらいたい!という気持ちが強くて、陰ながら応援していました。

安藤さん:情熱大陸のオファーを貰ったときに、ひとつだけ決めていたことがあって。それは「瞬間、瞬間で絶対にうそをつかないこと」。私だって人間だから、考えていなくても自然に自分を良く見せようという意識が働いてしまうと思ったんです。だから、聞かれたことには、素直に、うそをつかないで答えようって決めて。色々なリアクションがあったけど、夏子さんの存在にはとても支えられました。
世代が一緒で、ときに重荷やプレッシャーなども共有できて理解し合える「仲間」とか「心の友」って言葉がしっくりきます。それ以前に、私は夏子さんのいちファンだけど(笑)


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左:白木夏子著「女(じぶん)を磨く 言葉の宝石」(かんき出版) 右:安藤美冬著「U25 Survival Manual Series 冒険に出よう 」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

─次に、最近のお仕事について。

白木さん:去年の12月に3冊目となる書籍、「女(じぶん)を磨く 言葉の宝石」(かんき出版)を出版しました。旅と宝石をテーマにした、短編エッセイ集です。その前に2冊出版しているけれど、ずっとエッセイを書きたいと思っていました。
この世の中に存在する全てのものには背景があって繋がっていて、世界をよい循環にするための歯車のひとつになりたい、という想いがあって。そのひとつがこの本だと思います。世界を周る中で出逢った美しい出来事、特に形として残らない目に見えないものに想いを馳せながら、12の誕生石にまつわる話を書きました。

安藤さん:父が社会科の先生で祖母はマレーシアで育ったということもあって、子どもの頃から海外の話や写真を見せてもらいながら育ちました。
なので、夏子さんとは世界に感じる感情に共通点があって。このエッセイも、言葉を大事にしている夏子さんらしい一冊だと思います。

─どれくらいの期間で執筆されましたか?

白木さん:2ヶ月くらいです。書きたいことはたくさんあるのに、いざ書こうとすると言葉がでてこなくて・・苦しみながら書きました(笑)そんなときは、飛行機の中や街角のカフェで書いてみたりして。人がたくさんいる環境のほうが書けるんです。

安藤さん:私も基本的には、移動中に書く。出版業界ってエネルギー産業だと思っていて、著者さんのエネルギーが本に出ると思います。だから、エネルギーがないと書けない(笑)

─なるほど~。安藤さんも、今度、本を出版されるんですよね。

安藤さん:そうなんです!去年の11月に「女子が旅に出る理由」(いろは出版)という旅好き女子14人によるエッセイ本の中で、「スリランカでのアーユルヴェーダ旅」について書いたのですが、今度は、初の「旅」をテーマにした単著になります。16歳からこれまで53カ国を旅してきて、約20年分の旅のストーリーをまとめています。
20年ともなるとだいぶ記憶も薄れていて、自分にとっては美しい思い出として憶えているのに、当時を知る知人に話を聞いてみると全然違った事実が発覚したりして・・(笑)ぜひ、お楽しみにしていてください!

【中編へ続く】

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